立命館アジア太平洋大学(APU)×早稲田塾 プレ・カレッジの取り組み(1)

マイスターです。

■高校生を大学キャンパスに連れていく理由

↑こちらでお伝えした通り、マイスターは現在、大学にいます。

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タイトルにもあるとおり、大分県は別府市にある、立命館アジア太平洋大学、通称「APU」です。

■立命館アジア太平洋大学(APU)

今回、こちらに来たのは、APUと連携した「プレ・カレッジ講座」を実施するためです。

世の中は、AO・推薦入試が一段落したところ。
一般入試に向けて追い込みをかける受験生達も少なくない中、既に大学合格を決めた高校生達が、日本全国にはたくさんいます。
何しろ文部科学省によれば、現在、一般入試以外の方式で大学に入学している大学が過半数なのですから。

例えば11月中に合格が決まった場合、大学入学まであと4ヶ月。この4ヶ月、合格を決めた彼らに、どんな時間を過ごしてもらうかというのは、いまや全国的なテーマになっていることと思います。

大学によっては、入学までに行う宿題を出したり、オンライン教材などを提供したりしと、学力を伸ばすための取り組みをさせることもありますね。
ちなみに高校によっては、この4ヶ月に勉強をやめてしまうと困る、という理由で、AO入試の利用そのものを禁止したり、制限したりする高校もあるほどです。
(しかも「困る」というのは、他の生徒の邪魔になって困るという意味らしいです。入試がなかったら勉強させられないというのも、どうなのかと思いますが)

さて、早稲田塾にも、既にAO・推薦入試で大学に合格した高校生達が大勢います。
彼らに、今、何か伝えられることはないか。

いやむしろ、今だからこそ伝えられることはないか。

そんなわけで今回APU・立命館アジア太平洋大学の協力を得て、プレ・カレッジカリキュラムを行っているというわけです。

APUにはアジア太平洋学部と、アジア太平洋マネジメント学部(2009年から国際経営学部に改称)
があり、日本語および英語で教育が行われています。
↓そしてAPUには現在、世界87カ国から、2,815人の国際学生(International Student)が学びに来ています。

■「立命館アジア太平洋大学 国・地域別の学生数」(立命館アジア太平洋大学(APU))

なかには交換留学の方もいますが、彼らのほとんどは1年生から入学し、4年間で学士を得ようという正課の学生。
環境の国際性という点では、世界でも稀な大学だと思います。

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↑ぱっと見ではわからない人も多いのですが、ちょっとキャンパスを歩いただけで、ベトナムやマレーシア、インドネシア、スリランカ、タイ、バングラデシュといった国々からの学生に会うことができました。

このプレ・カレッジは東京の高校生を別府まで連れてきて、APUを舞台にリサーチやフィールドワークをさせ、最後にプレゼンテーションを行う、4日間のプログラム。
自由参加制で、APUに合格した高校生だけでなく、他の大学に進学することになっている高校生も参加します。
彼らが大学で選考する分野は、国際関係などだけではなく、法学や文学など様々ですが、「これから大学という場所で学ぶ」という点は同じ。

今回のプログラムは、そんな高校生達に、「なぜ大学で学ぶのか」、「大学の学びとはどのようなものか」というテーマに、真っ向から向き合ってもらうのが目的。
それを、APUが誇る多様性に満ちたインターナショナルな環境を体感し、様々なバックグラウンドを持った人達とコミュニケーションする中で考えてもらいたい。大学に入る前のこの時期に、一般の高校生が抱きがちな大学・大学生の固定イメージを取り払いたい、というわけです。

そんなプログラムを行う上で、APUは最高のステージです。

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着いてからさっそく、国際学生の方の話を聞く時間がとられました。
一つ一つの話が、他ではなかなか聞けない貴重な内容です(ちなみに全部、英語)。

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質問をする参加塾生。

そして以下は、プレ・カレッジの間、プログラムをサポートしてくださる国際学生の方々。
高校生達のグループワークに加わり、ディスカッションなどを行ったりしてくださいます。

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全員、国籍が違います。
この環境で普通に話をしているだけでも、既に貴重な体験になっていると思いますが、さらに今回は「教育」をテーマに各グループでテーマを設定し、リサーチを行うことになっています。

彼らを始め、APUの国際学生が大学までに受けてきた教育は、千差万別。
そんな色々な学生がいる環境を活かしてアンケートやインタビューなどを行いながら、日本の教育、世界の教育、これまでに自分たちが受けてきた教育、これから自分たちが受ける教育などについて考えていくのです。

この話題、続きます。

以上、マイスターでした。

※この記事は、現役高校生のための予備校「早稲田塾」在籍当時、早稲田塾webサイト上に掲載したものです。