ニュースクリップ[-9/21] 「「高麗大、全国4年制大学生に講義無料開放」ほか

マイスターです。

さて、日曜日になりましたので、今週も一週間の教育ニュースの中から、いくつかを選んでご紹介します。

【学部の全講義をすべての他大学生に開放。】
■「高麗大、全国4年制大学生に講義無料開放」(innolife.net)

高麗大が来年1学期から、学部講義を全国4年制大学に通う学生に無料で開放する事にした。高麗大は、科目別に受講定員の5%以上を他の大学生たちに開放し、高麗大生たちとまったく同じ授業を聞き、試験を受けられるようにする方針だ。高麗大で1学期に開設する講座のすべての受講定員が16?17万人であることを考慮した場合、多くは8,000余りの受講席が他の大学生たちに開放されるものと見られる。
受講を希望する学生は、受講申請期間に学校ホームページに入って、インターネットで受付することができる。高麗大は、本校学生たちの他校受学も奨励するために、単位を認める基準を定めることにした。
(上記記事より)

韓国の名門私立大学、高麗大学の取り組みです。

MITから始まった「オープンコースウェア」のように、オンラインで授業を開放する取り組みは世界各地で行われていますが、こちらは文字通り、高麗大学の学生と同じ環境を提供。
キャンパス内で、生の講義を受けられます。
試験も受けられるとのこと。そのうち、相互の単位認定の仕組みも整備されるのかなと思います。

例えば東京都内の有力私立大学が、「全講義を他大学生にも開放」という施策を打ったと想像してみてください。色々と、面白いことが起きそうな気がしませんか?

この高麗大学の事例、なかなか興味深いです。

【生涯教育の模範生。】
■「「人生は日々勉強」92歳の現役女子大生・安里信子さん」(JanJan)

「分からないことは何でも勉強して知りたい」。琉球大学構内にある放送大学沖縄学習センターで、92歳になる学生が熱心に勉強しており、教育関係者の間で「生涯教育の模範生」と話題になっている。その学生は北中城村荻道に住む安里信子さん。安里さんの履歴をみると、47歳で高校生になり、そのあと調理学校、看護学校、理学療法を学び、それぞれの資格を取得、文字どおり「生涯教育」の人生を歩んでいる。
(上記記事より)

詳細はリンク元をご覧下さい。
個人的には、こういう生き方、憧れます。

【大学にも、学校裏サイト?】
■「学校裏サイト、本県関係で500件 実際には2、3倍か」(さきがけonTheWeb)

「いじめの温床」と言われる「学校裏サイト」の数は、本県関係で少なくとも約500件あることが、全国約10万件の同サイトをデータベース化した全国webカウンセリング協議会(本部東京都)の調べで分かった。
小学校から大学、専門学校も合わせた数で、そのうち独自のサイトとして存在しているのが大学2件、高校129件。そのほかは各種サイトの中にスレッドとして存在しているという。
(上記記事より)

秋田県の新聞からです。

問題になっている「学校裏サイト」。
小学校や中学、高校が中心ですが、中には「大学」の裏サイトもあるのですね。

高校までのそれとは質が異なるような気もしますが、さて、どうなのでしょうか。

【地元で好評。】
■「病院で感じる四季の移ろい 塩原温泉病院 宇都宮大生が壁画描く」(東京新聞)

入院患者に心を込めた芸術をプレゼント-。宇都宮大の学生たちが那須塩原市の県医師会塩原温泉病院駐車場に描いていた壁画が十二日に完成。地元の四季の移ろいが患者を和ませている。
制作したのは同大教育学部で美術を専攻する学生と院生計九人。指導教授の一人が以前同病院でリハビリを受けていたことから、殺風景なコンクリートの壁に絵を描き療養中の患者や家族に安らいでもらおうと企画した。
(略)壁は入院病棟から見下ろせる場所にあり、制作中には、患者がよく病室から出てきて「毎日楽しみに見ているから頑張って」と声をかけてくれたという。
(上記記事より)

教授と病院との交流の中から生まれたプロジェクトだそうです。
地元のメディアにも紹介されていて、なかなか好評の様子。
こういったプロジェクトは、学生にとっても良さそうですね。

↓さっそく、地元の方のブログでも取り上げられていました。

■「塩原温泉病院に新たな名所誕生」(塩原温泉 彩つむぎ 女将の独り言)

【不況のアメリカ ここだけは建設ラッシュ?】
■「不動産不況知らずの大学キャンパス」(MSN産経ニュース)

不動産不況まっただ中の米国だが、大学の学生寮だけは続々と建設されている。学生寮の建設会社、4イレブン・ロフツ(ミシガン州アナーバー)のエリック・ブロンスタイン副社長は「この業界でいまも活気があるのは大学だけ」と話す。
大学生活担当者協会によると、このところの学生寮の建設ラッシュは、過去30年間にはみられなかったことだという。昨年、協会が実施した調査では、回答した244大学の半数以上が「向こう5年以内に学生寮を新設する」としている。
新しく建設される学生寮は利便性と安全性が配慮されている。4イレブンが来秋完成させる学生寮は御影石の調理台、カエデ材の食器棚を備え、レストラン、売店も併設。ドアマンも常駐させるうえ、地下には駐車場も設けるという。
ミシガン州立グランドバレー大に入学したトーニ・シュワークさん(18)は学生寮に食器洗い機や個別の寝室、快適なソファ、競技場などがあるとは想像していなかった。完成したばかりの学生寮、グレン・A・ニーマイヤー学習・生活センターを見て「新しくて大きい。シャワー室は自宅のより快適そう。自宅には食器洗い機がないので、両親は一緒に住みたいといったぐらい」と笑う。
(上記記事より)

不動産不況のアメリカで、大学キャンパス内の学生寮だけが、建設ラッシュだそうです。
世界中から留学生を集めているアメリカの大学にとって、寮の整備は確かに、大学の存亡に関わる大きな課題。
建設業界の期待もかかっているようです。

以上、今週のニュースクリップでした。

今週も一週間、本ブログを読んでくださいまして、ありがとうございました。
来週も、お互いがんばりましょう。

マイスターでした。

※この記事は、現役高校生のための予備校「早稲田塾」在籍当時、早稲田塾webサイト上に掲載したものです。