YouTubeがテーマの講義を、YouTubeで

マイスターです。

ちょっと前のニュースですが、ご紹介しておこうと思います。

【教育関連ニュース】—————————————–

■「米大学、YouTubeがテーマの講義をYouTubeで公開」(ITMedia NEWS)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/15/news009.html
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授業を動画で公開したり、PRに使ったり。
今やYouTubeを始めとする動画投稿サイトは、大学にとってもかなりおなじみのメディアになってまいりました。

(過去の関連記事)
・YouTubeで大学をPRしてみる?(2006年09月02日)
https://www.unipro-note.net/archives/50239750.html
・動画投稿サイトでUC Berkeleyが授業の配信を開始(2006年10月04日)
https://www.unipro-note.net/archives/50250345.html
・公式サイトでYouTubeを積極的に活用 明治学院大学(2007年06月16日)
https://www.unipro-note.net/archives/50320816.html

で、今回ご紹介するのも、YouTubeで授業を公開する試みです。
ただ、ユニークなのは、教える内容もYouTubeに関係しているところ。

カリフォルニア州クレアモントにあるピッツァー大学で、9月4日に開講したYouTubeに関する講義にYouTubeが取り入れられている。 YouTubeが採用されているのは、メディア研究を指導するアレクサンドラ・ユハス教授が、毎週火曜日と木曜日に行っている講義「Learning from YouTube」。学生だけでなく、誰でも授業を参観し、コメントを寄せることができる。

(「米大学、YouTubeがテーマの講義をYouTubeで公開」(ITMedia NEWS)より)

というわけで、↓こちらが、そのYouTubeの授業ページです。

■「MediaPraxisme:Learning from YouTube」(YouTube)
http://jp.youtube.com/MediaPraxisme

で、↓こちらが、その授業の一回目、イントロダクションです。

かつて大学で扱われる知識や情報は、学生だけが享受できるクローズドなものだったわけですが、無料で誰でも視聴できるようにする取り組みが拡がってきています。

さらに一歩進み、今ではYouTubeに掲載することでこのように様々なブログやwebサイトに貼り付けられて、「講義そのもの」が世界中に流通されていく時代になっています。

物というのは大量に出回るとその価値を失っていくものですが、「知識」というものは、むしろコピーされることで価値を得ていく性質がある……と、公文俊平さんかどなたかが書かれていたのを学生時代に読みましたが、まさにそれだなぁと思います。

人類が「情報」というものを扱ってきた長い歴史を考えても、こうしたオンラインメディアは革命的なことなんだろうなぁと、改めて思います。
グーテンベルクが活版印刷を発明したときに、その時代の人々が受けたインパクトなんてのも、こういった感じだったのでしょうか……。

上記のプロジェクトは、研究を兼ねた実験的なものでしょうが、そのうち、こうした取り組みが増えていくかも知れませんね。
日本でも、どなたかやってみませんか?

以上、マイスターでした。