日本郵船 フィリピンに幹部船員を養成するための大学を設立

マイスターです。

興味深い記事を見つけました。

【教育関連ニュース】—————————————–

■「日本郵船、フィリピンに商船大学設立」(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070706AT1D0601M06072007.html
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日本郵船は6日、フィリピン人幹部船員を育成するための商船大学をマニラ近郊に設立したと発表した。海運会社が大学を設立するのは世界的にも異例。建設費だけで20億円強を投じた。海運需要の高まりを受け、船長などの役割を担える外国人幹部船員の人材獲得競争が激しくなっている。自前の専門教育機関を持つことで優秀な人材を囲い込む狙いだ。

(略)フィリピン政府から大学の認可を受け、6日に開校式典を開いた。教員数は12人で2年後には26人に増やす。

初年度は120人が入学。入学試験の競争率は20倍以上に達した。4年間の授業、研修を経て幹部船員の資格を取得する。卒業生は優先的に日本郵船が運航する船舶の乗員として採用する。(20:23)

(上記記事より)

日本郵船が、フィリピンに大学を設立したそうです。

■日本郵船
http://www.nykline.co.jp/

安くない投資ですし、大学を作るとなると長期的に人材を育てていく視点が必要でしょう。企業としても、これは大変な決定です。

優秀な船員を囲い込むために、独自の教育機関を作り、早めの囲い込みを行うのが目的。逆に言うと、本当に、普段から人材獲得競争が激しいのですね。
それが解消され、競合他社に差をつけられるのであれば、高い投資ではないという判断なのでしょう。

競争率は20倍だったと書かれていますが、フィリピンの方々にとっても、卒業後の就職の保障がある学校は確かに魅力でしょう。
企業の利益になるから実現する大学計画ではありますが、現地の雇用、および教育レベル向上に貢献しているわけですから、結構、社会的な意義も大きいのかも知れません。

というわけで、海外の人材を獲得するための究極の手段、参考にどうぞ。

マイスターでした。