「俺の職場は、大学キャンパスでした!」

マイスターです。

3月も本日で終わりですが、今日は、私的なご報告があります。

この3月末をもって現在の職場を退職し、4月から、別の組織で働くことになりました。

そしてその組織は、大学教育に深く関わる組織です。しかし大学そのものではありません。

肩書きとしては、ある組織の「総合研究所主任研究員」、そして「プロデューサー」となる予定です。

そう、マイスターは再び、プロデューサーと名乗ることになりました。
ただしwebではなく、教育のプロデューサーです。

詳細は今ここではお知らせいたしませんが、大学で働く皆様にも強く関心を持ってもらえるであろう、非常に面白いことに取り組みます。
「よくぞこの話を自分のところに持ってきてくれました!」とマイスターが感動したような、そんな試みです。

というわけでマイスターは、本日を最後に、大学職員ではなくなります。

したがって「俺の職場は大学キャンパス」というブログの名称も、変更を考えなければなりません。

*  *  *  *

これまでマイスターは、大学キャンパスで働くいち職員としての立場から、大学教育についての様々な考えや想いを毎日、書かせていただいてきました。

「大学職員」という職業について抱く特別な想いも、何度となく言葉にしてきたかと思います。

昨日の記事でも書いたとおり、大学職員にも輝いている方はたくさんおられます。
これからの大学には、このような方々が誇りを持ったプロフェッショナルとして働ける環境が不可欠だと思います。
日本の大学教育の将来を考える上で、大学職員の存在は非常に重要な要素になる、そうマイスターは確信しています。

こうした想いはそのままに、ただし、今後は自分の立ち位置を少しだけ変えます。

マイスターは、個々の大学のために力を尽くす大学職員から、

今後は日本中の大学教育をすばらしいものにするために働く、

新種の教育プロデューサーとして活動するつもりです。

したがって、これまでは

「元webプロデューサーの大学職員です」

と名乗っておりましたが、今後は

「元・大学職員の、教育プロデューサーです」

と名乗ることになります。

*  *  *  *

このお話をいただいてから、実は、かなり迷いました。

先方が提示してくれた仕事は、上述したように非常にやりがいがあり、社会的な意義もあり、文句なしに魅力的だったのです。
ただ、これまで勤めてきた学園や、大学職員という仕事には愛着も思い入れもありました。
こんなタイトルのブログを書き、多くの大学関係者の方々から励ましのお言葉や、貴重なアドバイスなどをいただいてきたということもありました。

で、返事をズルズルと伸ばしたりしていました。
学内外の様々な方に相談もしました。

でも最終的には、

「自分の場合、どちらに行ったほうが、10年後、日本の高等教育のためにより貢献できる人間になっていられるか」

ということを考えて、転職を決めました。
(※あくまでも今回の自分のケースでは、です。必ずしも、いつも民間企業の方がいいとは思いません)

そしてそれ以上に、マイスターに声をかけてくださった皆様がすばらしかった、ということも、転職を決意した大きな理由でした。

新しい職場のトップは教育に対して熱い想いを抱いています。そして、それを強く語りかけることで人を動かしていく、そんな魅力を備えています。今までマイスターが会った中でも一番、魅力のある教育者です。

トップだけではありません。新しいメンバーはいずれも優秀な方々で、構想を実現まで持って行くための意志と行動力にあふれ、そして学生の学びのことや将来のことを誰よりも真剣に考えています。そこでは全員が「プロデューサー」を名乗っているのですが、まさに、マイスターが思い描くプロデューサー像通りの方々です。
「学生のためにはこれがベスト」と考えたら、すぐに地の果てまででも出かけていきそうなメンバー達です。

非常に多様なバックグラウンドを持ったチームであり、従来の教育業界のやり方とは一線を画する部分も多いかも知れません。
ただ、マイスターはそんな方々が掲げるビジョンに、強く共感したのです。

この中に「元・大学職員のプロデューサー」というのが一人混じっていたら、どんなことができるんだろうか。
それを想像したら、もうわくわくして、仕方がありませんでした。

今の大学に勤めながら、大学のために貢献するのも素敵です。
でも、この面白そうな試みに直接参画して、結果的に大学教育のために今以上に貢献できるのであれば、それでもいいのではないか、そう考えたのです。

*  *  *  *

このブログは今後も続きます。

内容も、おそらくそう変わることはありません。
大学関係者の皆様や、大学に関心を持っておられる皆様に対してニュースをご紹介したり、自分の感じたことをお伝えしてみたり、です。

もっともこれまでと同じ量の文章を同じペースで書着続けられるか、それはまだ自分にも読めません。
ですがなるべく変わらず、できるかぎりのことをやっていきたいと思います。

ただし、「俺の職場は大学キャンパス」という名前だけは、どうにかしなければなりません。そう遠くないうちに、ブログ名称は変更します。
ただし急に名称を変えてしまうと、皆様にご不便をかけてしまうかも知れませんので、しばらくは現状のままでおります。URLとブログ名称を同時に変えることはいたしませんし、変えるときには事前に予告を出しますので、ご安心ください。

というわけでマイスターは、大学からは離れます。

しかし、高等教育の発展のために尽くすという点では、これまでと全然変わらないのかな、という気がします。

(少子化や学力低下の報道にビクビクする日々も、まったく変わりません(^_^;))

むしろこれからは、「大学業界の遊撃隊」のようなポジションになりますので、より色々な大学の方々のために動けるようになるかと思います。

そう思うと、とてもわくわくします。
いつかみなさまと共同で何かを企てる日が来ることが、今から楽しみでなりません。

最後に。

いつか、大学で働くあなたのところに、怪しい男が訪ねてくるかも知れません。

「プロデューサーの○○です。」

と名乗った後、一拍おいて、少し誇らしげに

「ちょっと前まで、俺の職場は、大学キャンパスでした!」

と言ったなら、その男は多分、マイスターです。

そのときはよろしければ、あなたの大学の自慢話でも、聞かせてやってください。

そして、日本の大学教育をより良くする方法を、一緒に考えましょう。

そんなやりとりができたら幸せだなと、マイスターは思っています。

以上、今日まで長い間、本ブログ「俺の職場は大学キャンパス」をご愛顧くださいまして、誠にありがとうございました。

これからもこのブログは続きます。
これまで通り、いやこれまで以上に、どうぞよろしくお願いいたします。

マイスターでした。

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(おまけ)

幸運なことに、最近では様々なところから、執筆や講演のお話しをいただいたりしています。
多くの場合そこでは「マイスター」とは名乗っていないでしょうから、皆様は気づかれないかも知れません。でももしかすると書いた物のいくつかが既に皆様のお手元にあったり、マイスターが皆様の前でお話しさせていただいたことがあったりしたかも知れません。
いずれにしてもこうして、自分の想いを多くの方々にお伝えする機会が得られているのは、大変恵まれていることだと思います。もし講演の場などでそれらしい男を見つけられた際には、「……マイスター?」と声をかけてみてください(人違いだったときはごめんなさい)。

大学職員.network」にもIDを持ち続けます。参加規程に「元大学職員」という項目があるおかげです。ありがたいことです。
私の前にも、大学職員から他の職業(大学に関わる企業等)に転身した方々がいらっしゃるのです。このように、案外アクティブな動きもある大学職員業界です。
ですので、「大学職員.network」上でメッセージなどもいただければ嬉しいです。
もちろん、本ブログのプロフィール欄にあるメールアドレスも、ご活用いただけます。

マイスター

7 件のコメント

  • お疲れ様でした。貴殿に会えたことで、強い刺激と勇気を与えられました。
    お互い、ちょうど真逆なんですが、でもきっと同じような想いを携えながら己の道を征く者同士お互い、頑張りましょう。これからも宜しくお願いします。
    今後のさらなるご活躍を期待しています。

  • 私は明日から新卒で大学職員として働きます。
    内定してからよく読ませていただいていました。
    マイスター様は私が大学に対して抱いていたのと非常に近い思いをお持ちでしたので、内定先に悩んだときにも勇気づけられました。
    入職前から何ですが、私も虎視眈々ともっとやりがいのある職場を狙っています。
    優秀な職員が一人減るのは残念ですが、より大きなフィールドで高等教育に関わっていけるのは楽しそうですね。

  • 新年の行事に忙殺されていて、こんなビッグニュースがあったことを、3日間知らずにいました。大変驚いております。
    ただ、当然の選択なのかなとも思います。たった1つの大学のためにだけ、これからもずっとお仕事をされるのは、今後の日本の高等教育にとって、あまりにももったいないと、いつも思っていましたから。
    このブログが続けられること、新たな職が高等教育関係のプロデューサーであること、この2つに、ほっと安心しています。
    これからも、生きの良いニュースの紹介とバランスのあるマイスター様のコメントを、変わりなく期待しております。いつかお会いできる日を心待ちにして。
    私にとっては精魂込めて取り組んだ「学校インターンシップ」と「カレッジリンク型シニア住宅」を、このブログで取り上げてもらった関西地方の大学関係者より。

  • またひとり意識の高い「現場の人」が「現場」を去ってしまう。寂しい限りです。どこぞの刑事ドラマじゃありませんが、次に大学に戻ってくるときがあるとすれば、そのときには現場に理解のある上司なり理事としていらっしゃることを期待します。

  • 引き続き大学教育には関わられるとのこと。
    これからも良質の情報を提供していただくことを期待しています。
    講演等でのご活躍を聞いておりましたが、さらなるご活躍を祈念しております。