すみません、新年のご挨拶をするタイミングを完全に逃しました……。
皆様の2013年は、いい年になりそうでしょうか。

ブログの更新を怠っている間に、ニコニコ生放送での高校生向け番組「大学の見方」を2回、放送しました。

2013年の幕開けとなる1/11(金)の放送は、ゲストとして神戸海星女子学院大学より、岡村祥子学長をお迎えしてお送りしました。当日の映像は、YouTubeにアップされています。

(例によって、生放送中に寄せられたコメントは表示できません。すみません、ニコ生の技術的な仕様なのです。生放送中に見ていただくか、ニコ生の「タイムシフト視聴」を利用していただければ、コメントもフルに楽しめます)

■進路マイスター倉部史記の「大学の見方」【第17回】:1月11日
ゲスト:神戸海星女子学院大学 岡村祥子学長



以前、私立大学職員として働いていた頃から、ずっと思っていました。

「大学は、教育ミッションで選ぶべきだ」

……と。

同じような名前の学部・学科があり、同じような入試難易度だったとしても、大学で行われている教育の中味は、それぞれ違います。
「教育水準の違い」なんて言い方もしますが、そもそも、目指している方向性が全然違ったりします。

世界水準の研究者を養成する大学と、産業社会が求める職業人を養成する大学では、行っている教育は当然のことながら違います。リベラルアーツ教育を実践する大学と、国家試験対策も含む専門職育成の教育を行う大学も、全然違います。ジャングルの探検で身につく(必要となる)力と、登山のそれとが、まったく違うように。

これらの違いは、具体的な教育環境の違いとして現れます。教員一人あたりの学生数や、授業が行われる教室のサイズや、カリキュラムや、学生支援のきめ細かさなどに、方針の違いが反映されたりします。

この事実を、いったい日本の高校生の、何割がご存じでしょうか。
高校生が目にする大学情報には、これらの違いは、ほとんど出てきません。
おかしなことです。多少の偏差値の高低などより、ずっと重要な情報なのに。

私のみならず、ずっと以前から上記のように思っておられた方は、業界には多いのではないでしょうか。


そしてもう一点。

その大学の大事な特徴であるにもかかわらず、「文字で表現するのは難しい」ケースって、あるものです。

大学の教職員の方とお話ししていると、「そんなに良い取り組みをされているんですか!」と驚くことがあります。学生のことを深く想い、他ではやらないようなことまで親身に対応されている教職員の存在に、感動したりします。

ところが、大学案内やウェブサイトを見ても、それらの良さがまったくわからなかったりするのです。

「私達は当たり前のことだと思っていたので、わざわざPRしようと思わなかった」というケースもあります。でもそれと同じくらい、「一応、文章や写真で表現しているのだけど、全然伝えられていない」というケースも多いようです。

会って話をしてみないと「人となり」が伝わらないことって、個人同士でもありますよね。大学の魅力も、それと同じなのでしょう。テキストや写真にも、表現の限界はあります。

この番組「大学の見方」は、そんな魅力を広く高校生に伝えたい! と思って始めたものなのですが、まさに今回の神戸海星女子学院大学は、この趣旨にぴったり当てはまる大学なのです。

そんな神戸海星女子学院大学について知りたい方は、ぜひ動画をご覧ください。

当日は、

「学長、素敵です!」
「はじめて、自分が女子でないことを悔しく思いました。この大学に入学したい」

……といったコメントが、視聴者の皆さんからたくさん寄せられました。

学長がこれだけ学生一人一人のことを想っている大学なら、きっと他の教職員の方々も、同じなのだろう。
そう、感じていただけた放送になったと思います。


※大学の公式ウェブサイトでも、番組の様子を告知していただきました。ありがとうございます!
■「「進路マイスター 倉部史記『大学の見方』」に本学 岡村祥子 学長が出演しました。」(神戸海星女子学院大学)

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