2007年07月14日

マイクロソフト VS グーグル 大学向けの無料サービス提供

マイスターです。

数日前の記事ですが、↓こんな報道がありました。


【教育関連ニュース】-----------------------------------------

■「マイクロソフトとグーグル、大学向け無料サービス競う」(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070709AT1D0503Y06072007.html
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マイクロソフトとグーグルが、大学など教育機関向けに無料のネットサービス提供に力を入れ始めた。マイクロソフトは9月から日本体育大学や杏林大学に無料でメールなどが使えるサービスを提供する。グーグルも日本大学へ納入した。大学側はシステム維持費用を軽減、マイクロソフトなどは卒業生を含め多数の関係者をネット広告の対象として囲い込むことができる。ネット広告市場の拡大を背景に無料ウェブサービスの競争が大学向けに広がりそうだ。

(上記記事より)
というわけで、MicrosoftとGoogleの熾烈な戦いが起きようとしています。
Googleやら、Youtubeやら、Second Lifeやら、最近のネットサービス達と大学との関連について、本ブログでは何度かご紹介してきました。
こういったネットサービスで、「大学生」を意識した物は多いです。

大学生は、新しいサービスに対して抵抗感を持ちません。無償のサービスや、何か面白そうなものには興味を示し、実際に使ってみてくれます。

それに、大学生のうちにサービスのユーザーになってもらえれば、その後も長く使い続けてもらえる可能性があります。ですから、「本来有償のサービスを無償で提供したとしても、大学生を囲い込んでおこう」と考えるのにも、それなりにメリットがあるわけです。

↓この辺りなどは、Googleがその辺りを意識したものではないでしょうか。

(過去の関連記事)
■日本大学が、Googleのオンラインアプリケーションサービスを導入(2007年04月04日)
http://www.unipro-note.net/archives/50303225.html


■大学キャンパスの3次元CGを「Google Earth」上に構築するコンテスト(2007年01月27日)
http://www.unipro-note.net/archives/50284760.html


一方、Microsoftも、負けていません。
日本体育大学と日本体育大学女子短期大学部はマイクロソフトの無料ウェブサービス「ウィンドウズ・ライブ@edu」を導入し、6万5000人以上の卒業生が無料で大学のドメイン(ネット上の住所)を持つメールアドレスやブログ(日記風の簡易型ホームページ)などを使えるようにする。杏林大学は約4500人の学生に同様のサービスを提供する。

(冒頭の記事より)
このように、メールやwebサイトのサービスを無償で提供しています。

大学生になると、「○○@□□.ac.jp」といったメールアドレスをもらえますよね。こうしたメールアドレスの管理には、それなりのコストや手間がかかっていたはずです。
Google、Microsoft、ともにこれを無償提供しています。一番、大学側にとってわかりやすいメリットがある部分であり、営業をかけていく際のとっかかりにしやすいということもあるでしょうが、いずれにしても、大学側は大いに助かっていることと思います。

Microsoftの場合、↓こういった活動もしています。

(過去の関連記事)
■マイクロソフト 大学革新のためのIT戦略(2006年12月06日)
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50269579.html


受注を待つのではなく、各大学と一緒に、「大学業界の情報構築とはこういうもの」といったことを考え、議長としてまとめていくというアプローチです。非常に戦略的です。


……と、このように両者、なかなか興味深い競争を見せてくれそうです。
大学生を制した方が、今後のネットサービスを制す……かどうかはわかりませんが、双方とも、注目ですね。

以上、マイスターでした。
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shiki01 at 23:50 │Comments(0)TrackBack(1)

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1. [Diary]広がる大学でのWebメールサービス活用  [ Clear Consideration ]   2007年07月15日 14:44
high190です。 私は今年の大学関連の大きなニュースのひとつに日本大学がGoogle Appsの導入を決定したことがあるかなと思っています。 [過去記事] 米グーグル、日本大学に情報共有ソフト(2007/04/03) やはりこういった取り組みはどこかが先鞭を付けて、それに他者が追従す

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