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2008年01月
マイスターです。
専門職大学院が、苦戦しています。
■「専門職大学院 生き残りへ…問われる教育の質 専攻の4割定員割れ」(東京新聞)
■「教職大学院の人気低調、国立の約半数で募集定員下回る」(日経新聞)
社会人学生の増加を見越して、この数年で次々に誕生した、専門職大学院。
狭義では学位に「専門職」の名前が入るものを指し、広義では、実務家の養成に重点を置いたカリキュラムを持つ「プロフェッショナルスクール」を標榜するものを意味するようです。
少子化の中、新たな市場を開拓したい大学が、様々な大学院を設立しましたが、現在のところ、このように景気の悪そうな報道ばかり。
原因の一つとして、「大学院で学んだということを企業があまり評価しない」、という日本の企業社会の特質や、仕事と学びを両立させにくい日本の会社員のワークスタイルなどが指摘されています。
そんな中、「法曹資格」という圧倒的な後ろ盾を持ち、他の大学院よりは善戦するかと思われていた、法科大学院。
ですが、そんな法科大学院も、先行きが少し怪しくなってきました。
続きを読む
専門職大学院が、苦戦しています。
■「専門職大学院 生き残りへ…問われる教育の質 専攻の4割定員割れ」(東京新聞)
■「教職大学院の人気低調、国立の約半数で募集定員下回る」(日経新聞)
社会人学生の増加を見越して、この数年で次々に誕生した、専門職大学院。
狭義では学位に「専門職」の名前が入るものを指し、広義では、実務家の養成に重点を置いたカリキュラムを持つ「プロフェッショナルスクール」を標榜するものを意味するようです。
少子化の中、新たな市場を開拓したい大学が、様々な大学院を設立しましたが、現在のところ、このように景気の悪そうな報道ばかり。
原因の一つとして、「大学院で学んだということを企業があまり評価しない」、という日本の企業社会の特質や、仕事と学びを両立させにくい日本の会社員のワークスタイルなどが指摘されています。
そんな中、「法曹資格」という圧倒的な後ろ盾を持ち、他の大学院よりは善戦するかと思われていた、法科大学院。
ですが、そんな法科大学院も、先行きが少し怪しくなってきました。
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マイスターです。
『プロパガンダ・デイドリーム』という戯曲があります。
劇作家・演出家の鴻上尚史さんによるもので、情報リテラシーや、メディアの報道姿勢などの問題について考えさせられる、個人的にオススメの作品です。
この作品の中に、特に考えさせられる場面があります。
(ご紹介しようと思ったら、手元にその本がなかったので、記憶を頼りに書かせていただいています。違うところがありましたらすみません)
ざっくりと説明しますと……。
劇中、「犯罪者の父親」という位置づけのキャラクターが出てくるのです。
彼の子供が、犯罪の容疑者としてメディアで報道されているのですね。
で、TVなどのマスコミは、この父親の自宅に押しかけて、親のコメントをとろうとします。
父親に向かってマイクを向け、お子さんがこんなことになりましたが、それについて何かコメントを! ……といったことを聞くのです。
父親の口から「世間様をお騒がせして、大変申し訳ありませんでした」……といったコメントを言わせ、その様子を全国に放映したいという意図があるわけです。
(実際に、こういう報道って、されていますよね)
でも父親は、それを拒否します。
自分の子供は、すでに成人だ。悪いことをしたのであれば、法律によって罰せられるべきだし、本人は社会に対して謝罪すべきとも思う。しかし、既に成人である子供の罪に対して、親である自分が謝罪することは、おかしい。
父親は、そう言うのです。
しかし、メディアは、納得しません。
「それじゃ世間様に顔向けできませんよ!」みたいなことを言うわけです。
で、TVでは、「子供が犯罪を犯したのに、謝罪しない、とんでもない父親」という報道がされます。
妻も、そんな夫をなじります。どうして謝罪できないのか、これじゃ世間様に対して申し訳が立たない。あなたの言っていることは正論だけど、それとこれとは違う、と。
そして、家庭は崩壊に向かっていきます。
……と、こんな内容です。
ご興味がある方は、実際の作品をご覧ください。
マイスターはこの話を読んで以来、「謝罪」の報道について、少しだけ敏感になりました。
さて、今日は、↓こんなニュースをご紹介します。
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『プロパガンダ・デイドリーム』という戯曲があります。
劇作家・演出家の鴻上尚史さんによるもので、情報リテラシーや、メディアの報道姿勢などの問題について考えさせられる、個人的にオススメの作品です。
この作品の中に、特に考えさせられる場面があります。
(ご紹介しようと思ったら、手元にその本がなかったので、記憶を頼りに書かせていただいています。違うところがありましたらすみません)
ざっくりと説明しますと……。
劇中、「犯罪者の父親」という位置づけのキャラクターが出てくるのです。
彼の子供が、犯罪の容疑者としてメディアで報道されているのですね。
で、TVなどのマスコミは、この父親の自宅に押しかけて、親のコメントをとろうとします。
父親に向かってマイクを向け、お子さんがこんなことになりましたが、それについて何かコメントを! ……といったことを聞くのです。
父親の口から「世間様をお騒がせして、大変申し訳ありませんでした」……といったコメントを言わせ、その様子を全国に放映したいという意図があるわけです。
(実際に、こういう報道って、されていますよね)
でも父親は、それを拒否します。
自分の子供は、すでに成人だ。悪いことをしたのであれば、法律によって罰せられるべきだし、本人は社会に対して謝罪すべきとも思う。しかし、既に成人である子供の罪に対して、親である自分が謝罪することは、おかしい。
父親は、そう言うのです。
しかし、メディアは、納得しません。
「それじゃ世間様に顔向けできませんよ!」みたいなことを言うわけです。
で、TVでは、「子供が犯罪を犯したのに、謝罪しない、とんでもない父親」という報道がされます。
妻も、そんな夫をなじります。どうして謝罪できないのか、これじゃ世間様に対して申し訳が立たない。あなたの言っていることは正論だけど、それとこれとは違う、と。
そして、家庭は崩壊に向かっていきます。
……と、こんな内容です。
ご興味がある方は、実際の作品をご覧ください。
マイスターはこの話を読んで以来、「謝罪」の報道について、少しだけ敏感になりました。
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倉部史記(マイスター)
大学付属校、大学、大学院、職場と、履歴書には違う大学名が4つ並ぶ。webメディア中心の広報制作プロダクションでプロデューサーとして働いた後、都内某大学職員、某予備校の総合研究所・主任研究員および大学連携プログラム等のプロデューサーを経験。
「自分で人生を切り拓ける人財を育成することが大事で、そのためには大学教育を強くする必要がある」という考えのもと、高校・大学・社会の接続、および大学職員の研修に取り組んでいます。
各メディアで大学に関する解説や情報発信もしています。
ご相談など、気軽に上記のアドレスにご連絡ください。
著書:文学部がなくなる日 誰も書かなかった大学の「いま」
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